第八話「姉さん（後編）」

白月「驚かせてしまいましたねｗ」

マラキム「驚かせる気、満々だった気がするが」

白月「ふふふｗ」



白月「初めまして、なっちゃんの姉で白月と申します、妹がいつもお世話になっております」

棗ちゃん「なってないわよ」

白月「ふふ、相変わらずねｗ」

棗ちゃん「それより姉さん、どうしてここに？」

白月「なっちゃん達と同じ理由よ」

キーマ「なるほど」

吾郎「それで折角庭にきたんやさかい、妹に会いに来たと」

白月「それも兼ねて皆さんにご挨拶を」

棗ちゃん「なら、なんでこそこそしてたのよ」

白月「溺愛しているなっちゃんをいきなり後ろからぎゅーして驚かせようかと」

棗ちゃん「やっぱり驚かせようとしてたんじゃない！」

白月「～♪」

棗ちゃん「ん、もう！」

ラッピー「なっちゃん、顔、赤いよー？」

棗ちゃん「う、うるさいわね！」

マラキム「さすがに一番上のお姉さんには甘えたい気持ちがあるようだな」

吾郎「抱きしめてもらえばよかったやんｗ」

棗ちゃん「ぶっ飛ばす！」

吾郎「ぎゃーーー！！Σ(￣□￣;)」

白月「あらあら、賑やかねｗ」

キーマ「いつもこうですよｗ」

白月「それは何よりですｗ」

マラキム「折角だし、姉妹水入らずで積もる話でもしてきたらどうです？」

棗ちゃん「そ、そんな必要ないわよ！」

ネコマタ白「くすくすｗマラキムさんのお言葉に甘えるといたします」



白月「月が綺麗ね」

棗ちゃん「・・・」

白月「どうしたの？なっちゃん」

棗ちゃん「・・・心配してたんだからね」

白月「・・・」



白月「ごめんなさい」

棗ちゃん「・・・」

白月「また会えて嬉しいわ」

棗ちゃん「うん、私も」

白月「ぎゅーーー」

棗ちゃん「姉さん、ちょっと苦しいんだけど・・・」

白月「あら、ごめんなさい、なっちゃんが可愛くてついｗ」

棗ちゃん「も～、しょうが無いわね」

白月「ふふふ」

白月「・・・」

棗ちゃん「どうしたの？」

白月「会ったらいっぱいお話しようと思ってたんだけど、いざ会うと、中々話せないものね」

棗ちゃん「・・・私は」

白月「うん？」

棗ちゃん「私は、姉さんの元気な姿を見れればそれでいいのよ・・・」

白月「ぎゅーーーー」

棗ちゃん「だから苦しいってば姉さん、もう、戻るわよ」

白月「あらあら、残念ｗ」

ラッピー「あ、帰って来た～」



白月「皆さん、これからもなっちゃんの事、宜しくお願いしますねｗ」

ラッピー「行っちゃうの？」

白月「はい」

棗ちゃん「・・・」

白月「大丈夫、私はいつでもなっちゃんの事を見守ってるから」



！！！



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・



白月「いつでもね」

コメント 1

やっぱこのシリーズはいいなあ。
白月さん、お茶目で可愛いです♪
by クロイツェル (2009-06-15 11:12)